産経新聞社より、SANKEI EXPRESS というタブロイド版の日刊紙が発行されているのをご存知だろうか。
最近迄、月極購読オンリーだったが、今では駅売りもされている。
全ページ、フルカラー印刷、活字も大きく、紙面の内容も構成もニユーク、通常の新聞の重苦しさがなく、読みたくなる新聞だ。
お馴染みの写真家、太田威重さんが、この SANKEI EXPRESS の日曜版にコラムを連載しておられる。題して、『町猫浪々』。町に暮らす猫のさまざまな姿を写真と短文で紹介しておられる。
今日、7月27日版に登場したのが、我が地域猫の『あっちゃん』だ。1ページのほぼ全面にどーんと掲載されたあっちゃんは、その晴れがましさに、はにかんでいるように見える。
猫に関する苦情が後を絶たない昨今、猫そのものへの理解と、地域猫活動の普及を、広く一般に訴えていくことが何より大切だ。一般をターゲットとする新聞や雑誌に、そんな機会を求めることができたら……と日ごろ願っていたのだが、太田さんの SANKEI EXPRESS 連載は、そんな夢を実らせてくれた。
太田さんの手によって送り出されたあっちゃんが、町猫代表の一人として、人の心に忘れ物を届けてくれるもの、と期待している。