シガーボックス・ハンドバッグについて

シガーボックス・ハンドバッグは、文字どおり葉巻の箱を使って作られたハンドバッグです。
葉巻に馴染みの薄い日本では、葉巻の箱自体がなかなか入手できず、シガーボックス・ハンドバッグはほとんど知られていませんが、アメリカでは大きなブームになっています。

アメリカでは、葉巻の空箱は、シガー・ショップで売られていたり、オークションに掛けられたりと様々な形で流通しています。コレクターも少なくなく、珍しいボックスは思い掛けないほどの高値がつきます。

シガーボックスは、葉巻を入れるケースですが、単なる木箱ではありません。中に納める葉巻の価値に見合うよう、形、大きさ、色合い、貼られるラベル、果ては留め金に至るまで、意匠が凝らされています。まるでブランドごとに競い合っているかのようです。

シガー・ボックスの美しさを見るにつけ、葉巻を収める箱としての役割だけでその一生を終らせるのは忍びない、とだれもが思ったのでしょう。シガーボックスは、ジュエリーボックスやコレクションボックスとして、葉巻を嗜まない人にも求められるようになったのです。

シガーボックスを加工して、ラジオやギターを作っている人もいます。
そしてシガーボックス・ハンドバッグも、今やシガー・ボックスの第二の役割の主流となっているのです。

シガーボックスに新品はありません。葉巻愛好家の元で、至福の時を共に過ごしてきたのです。その時の流れを物語るように、シガーボックスの木肌にはわずかな傷が刻まれています。傷を指先で撫でながら、手許のボックスが歩んで来た道のり、過ごした時間に思いを馳せる…そんなロマンを約束してくれるのもシガーボックスならではです。

NECOZANMAI では、シガーボックスをアメリカから輸入し、自社でシガーボックス・ハンドバッグを作っています。
ここにご紹介するバッグは、猫柄の布をあしらったものばかりですが、布も、ハンドルやビーズなどのパーツもアメリカから輸入したものです。
二つと同じ物がない、ONLY ONE のバッグ、きっと注目を浴びることでしょう。